本日はコードバン素材の磨き方を書き記したいと思います。
コードバンは靴好きの間でも磨き方が多様です。
「この磨き方が絶対に正しい。」ということはありません。
「〇〇のクリームでないと磨けない。」という事もありません。
コードバンは独特の色落ちや経年変化が起きます。
どういう磨き方であれ、そうしたエイジングを楽しむ方も多いのが、この素材の特徴です。
また磨くとピカピカに光るのもコードバン素材の醍醐味です。
しかし、メンテナンスという点で一つだけ申し上げておくことが出来ます。
それは「履き皺のお手入れ」です。
ここによく埃が被りやすいのと、毛羽立ちが起きて白く乾いてくるんです。
その履き皺の汚れを丁寧に落とし、油分の多いクリームを入れます。
その後、弊社では水牛の角を使い、履き皺の革に丁寧に押し込んでいきます。
そうすると、上のような画像の状態になります。
コードバンは油分をたっぷり吸収するので、靴磨きをしていると気持ちいい素材ですが、あまりクリームを塗り重ねすぎると、ひび割れを起こします。
適度に汚れ落としのためのリムーバーを使い、革をすっぴんにするクリーニングする作業は怠らない方が良いと思います。
またシミにもなりやすく、雨にあたりすぎると革自体の収縮を起こすので、コードバンはかなり繊細な革と言えます。
Before
After
ちなみにコードバン素材は、弊社にお任せいただいた場合、
靴磨き(コードバン ローカット) 2,000円〜+税
という金額になります。
これに送料がかかってしまう場合もありますが、先日お伝えした
を上手く駆使してあげましょう。
上記の金額でお靴を綺麗にしてしまう方法が俄然お得です。
わざわざお店に持っていく手間や時間も省けます。
宅配専用サイトは、忙しい人にとっての味方です。
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